どうも、実家のお寺には座敷わらし?が居るような気がしてならない。
二階のベッド…スプリングが良く効いたWベッドなのだが、檀家さんが凄く気に入って購入したのは良いけれど、置いてみたら部屋が狭くなって他に何も置けない、と言う事で「貰ってくれ!」と、頼まれた。
なので私が貰ったのだが…とある日曜日、昼寝をしていると〈トントントントン〉と、階段を上って来る何人かの軽い足音が聞こえてきた。
「お客さんとこの子ども達かな?」と思いながらも、その日は疲れていて、どうしても目を開けられないほど眠くて、そのまま眠ろうとしたのだが、障子を開けて子ども達(2~3人ぐらいかな?)がベッドに乗ってきて、トランポリンみたいにドスン、ドスン跳ねだした。
…跳ねる度に震動はくるわ、ドスンドスンうるさいわで「うるさ~い!静かにしろっ!」と、非常識さに切れて怒鳴った。・・・そしたら、「シ~ン!」となった。
やれやれ、これで安心して眠れると思い、眠りに入った。
夕方、起きて母に「お昼過ぎに来たお客さんって誰だった?」と、聞くと
「お昼過ぎにお客さんなんて来てないわよ。」
「えっ、2~3人ぐらいの子ども達を連れて来た人なんだけど…」
「いいえ、誰も来てないわよ。」
「・・・・・・・・」
???そう言えば静かになった後、ベットから降りる気配も、階段を降りて行く音も聞いてなかった。
*** 座敷わらし② ***
息子達の夏休み、実家に帰った時の事だった。いつもの通り、私たちの部屋は奥の座敷を使わせて貰っているのだが…あれは、二日目の朝だったかなっ。うつぶせで寝ていたのだが、背中に子どもが乗って来て、その重みが段々増してきた。
いったい誰がこんな事をしているのか、首を横に向け、寝ている子ども達を確認してみた。
・・・・・・・三人ともいる。息子達みんな、横で眠っている。
じゃあ、上に乗っている子は誰?次第に苦しくなって…うる覚えのお経を唱えていたら暫くするとスーっと軽くなった。
*** 予知能力?***
診療所で働いている時だった。まだ新しく始めたばかりの診療所なので、最初の内は患者さんもちらほら…私は受付のシフトで、カルテの確認をしていた。
隣では診療助手と、会計の3人が話に花を咲かせていた。
「嵯峨野高校がベスト8に・・・」そんな言葉が聞こえてきた。
「へぇ~、嵯峨野高校が?京都勢がベスト8に残るなんて珍しいね!」・・・そう言うと、
「えっ!何の事?…高校野球だったら始まったばかりで、まだベスト16も、8も分からないわよ。」
「えっ!…そうだよね。」
何であんな言葉が聞こえたんだろう???・・・あまり気にせず、カルテの確認を続けた。
・・・しかし、そのシーズンの高校野球…京都嵯峨野高校はベスト8に残っていた。
小学生の頃から星進一が好きでかなり読んだのですが、まさしくあのような世界で不思議です。
返信削除でもそれが小説ではなく全てぼん子さんご自身の体験というのですから本当に驚きです。
ご実家がお寺さんということも関係しているのでしょうかね?ぼん子さんご自身にそういう力?というか何かあるのでしょうね。
予知能力。。。やったことないですが競馬場とかでそんな声が聞こえてきたらいいですね(笑)
めぐさん、
返信削除いつもコメントを有難うございます。
“力”…当の本人は全く感じておりませんが、友人達に話すとめぐさんと同じような事を言ってました。
はっきりと自覚できる“力”は無いのですが、後から「不思議だなぁ」と思われる漠然とした力は有るのかも知れませんね。
多分、人より多くそう言った体験や、事件に出くわしていると思いますので…
また、おいおい日記に記して行きますね。